ISBN:448842502X 文庫 貫井 徳郎 東京創元社 ¥700
小学校教師が、睡眠薬入りのチョコレートを食べ、殺されていた。
生徒、同僚、様々な人々が被害者の死の真相を探る。
その課程で、被害者の様々な面が、プリズムのように見えてくる。
あとがきでも触れているけれど「で、結局真犯人は誰なの」というところが、個人的には消化不良。まあこれは有名な「毒入りチョコレート事件」のように、事件を多面的に捉え、仮説を仮説で崩していく楽しさを味わうのだろうな。
それにプラスで、被害者の女性の人間性をさまざまな視点から捉えて魅せる部分。これも面白い。
慟哭、神の二つの貌に比べると劣るけれど、引き付ける力のあるストーリーは素敵でした。
まあ、でもやっぱ犯人だれなのよ。
小学校教師が、睡眠薬入りのチョコレートを食べ、殺されていた。
生徒、同僚、様々な人々が被害者の死の真相を探る。
その課程で、被害者の様々な面が、プリズムのように見えてくる。
あとがきでも触れているけれど「で、結局真犯人は誰なの」というところが、個人的には消化不良。まあこれは有名な「毒入りチョコレート事件」のように、事件を多面的に捉え、仮説を仮説で崩していく楽しさを味わうのだろうな。
それにプラスで、被害者の女性の人間性をさまざまな視点から捉えて魅せる部分。これも面白い。
慟哭、神の二つの貌に比べると劣るけれど、引き付ける力のあるストーリーは素敵でした。
まあ、でもやっぱ犯人だれなのよ。
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